日々のあれこれ時々、地盤塾。

地盤塾主宰者の千葉由美子が、日々の中で良いと思ったことや気付いたこと、地盤塾の様子などを綴っています。どんなことに気を留めて、どんなことを考えているのか、知ってもらえたら嬉しいです。

Twitterのリツイート効力

8月に入り、今更ですがTwitterを始めました。こちらでもほぼ地盤のことばかり呟いております。

☟千葉由美子Twitter

https://twitter.com/C3uGCWU182onBLt

 

初っ端は山形沖地震の直後だったので、地震による地盤の揺れを前もって調べる方法を呟きました。

 

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そのあと、液状化についても呟きました。

 

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まだまだフォロワーも40人ちょっとと少ない状態ですが、「#=ハッシュタグ」をつけながら恐る恐る呟いているとまあまあ反応してもらっていて、特にリツイートの拡散力というのを感じました。

 

私としては、もっともっとユーザーの方に「地形・地盤」について興味を持ってもらいたい!という想いで始めたTwitterなので、反応があるととても嬉しいです!

 

そんな中、いまのところ一番多く反応をもらった呟きがこちらです。フォロワーよりも「いいね」の数が多くてびっくりしました!リツイート効力、すごいですね!

さて、どんなことに興味を持ってもらったのか・・。

 

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やはり、一生の財産というイメージがあり、家を建てる際の足元(土地・地盤)には、強い関心があるんだなと実感しました。

 

ところで。

地形で地盤の良し悪しがある程度決まりますが、「地名」でも良し悪しがある程度分かるということをご存知でしょうか?

様々な団体が一覧表を作成されていて、私たち建築関係の従事者のバイブルである「小規模建築物基礎設計指針」にもズラ~~~ッと地名が並ぶ表がありますが、簡潔なものを見つけたのでこちらをアップします。

 

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これは本当に一部です。

表の中を見ると、沢とか池とか葦とか、なんとなく軟弱そうなイメージの文字が並んでいます。なぜ軟弱かというと、それらの共通点は「水が集まるところ」だからです。田とか窪とか谷もそうです。

新しい造成地だと、それらのところに土を持ってきて盛土・整地しているところもあります。そういったところ、軟弱地への盛土は地盤が揺れやすく、軟弱で、液状化のリスクも高まります。しかし、新しく作ったタウンはイメージを良くしたいので名前に谷とか窪とか使いません。ではどうやって見極めるかというと、旧版地形図です。旧版地形図なら、造成前の地名が載っています

 

新しい造成地の土地を購入候補に入れる場合、旧版地形図で元の地名を調べることもリスク対策に有効です。

ぜひ調べてみてください!

 

※地盤塾では、地形図の探し方・使い方などをレクチャーしています!(宣伝)